TBD(KCS)シリーズ
バリヤリレー
バリヤセンサとの組み合わせが可能
- 2つの出力を用意
光電子センサの仕様を考慮した高速応答NPNオープンコレクタ出力(30μs)と機械式リレーのように使用できるフォトモス出力の2タイプを用意。 - 軽量・コンパクト
従来品に比べ、面積比 約68%減。(本安関連機器 5404との比較)※4 - 施工が簡単
接地不要の絶縁タイプで施工が簡単。 - 取付方式は2方式
35mmDINレール取付、ねじ取付の2方式を採用。 - 動作表示灯付き
盤内での動作確認が容易に行える動作表示灯を装備。
※4 面積比 約68%減(4chタイプ当社比)
韓国産業安全公団(KOSHA)認証商品が加わり、韓国内でもご使用可能になりました。
KCS認証品は型式が異なり、型式末尾のAが削除され(KCS)が付加されています。
また、同梱される取扱説明書は韓国語のみとなります。
ご注文の際は、KCS認証品とお伝えください。
KCS認証品は型式が異なり、型式末尾のAが削除され(KCS)が付加されています。
また、同梱される取扱説明書は韓国語のみとなります。
ご注文の際は、KCS認証品とお伝えください。
TBD(KCS)シリーズ ラインナップ
特長
TAKEXのバリヤ・センサ・システムは、特別危険箇所(ゾーン0)で使用できる「本質安全防爆構造」のバリエーションを豊富にラインナップ
防爆とは爆発を防止すること
石油精製、石油化学、化学合成プラントなどで可燃性ガスや、可燃性液体の蒸気が空気中に放置され、空気と混合すると燃発性のガスになります。
このガスが電気火花や高温度の物体などの点火源に触れると、爆発や火災が起きる可能性が高くなります。
このような危険場所では、使用する電気機器も爆発を防止する構造「防爆機器」を使用しなければなりません。
簡単な施工で、広範囲にわたる危険場所でも安全に使用できます
- Easy ―簡単―
- 複雑な耐圧防爆工事は不要です。
さらに、新しいセンサ用の「TBDバリヤリレー」は絶縁形で、接地不要です - Extensive ―広範囲―
- 広範囲な爆発性ガスに対応していますので、
多くのガス雰囲気内(IIB T4)で使用することができます - Hazardous Area ―危険場所―
- 常に爆発の危険性がある場所(ゾーン0)でも、光電子センサや超音波センサが設置できます
- Safety ―安全―
- 安全な回路構成及び、電気エネルギーレベルとなっていますので、
安心してご使用いただけます
危険場所について
- ■特別危険箇所(ゾーン0・0種)
- 爆発性雰囲気が通常の状態において、
連続して又は長時間、もしくは頻繁に存在する場所。 - ■第一類危険箇所(ゾーン1・1種)
- 通常の状態において、爆発性雰囲気をたびたび生成する可能性がある場所。
- ■第二類危険箇所(ゾーン2・2種)
- 通常の状態において、爆発性雰囲気を生成する可能性が低く、
また生成した場合でも短時間しか持続しない場所。
こんな場所でTAKEXの「バリヤ・センサ・システム」は活躍しています
バリヤセンサアプリケーション
多様なセンサ群で、石油・ガス・電力エネルギー関連以外にも
製薬工場・化粧品・香料工場・塗装工場・電池製造工場など、さまざまな現場でご使用いただけます。
XUS-S3T, DMC-T4A, XGM2シリーズ, XI2シリーズは、KCS防爆認証商品ではありません。
外形寸法図
TBD-DB201M(KCS)
TBD-DB201S(KCS)
TBD-DB202M(KCS)
TBD-DB202S(KCS)
TBD-DB204M(KCS)
TBD-DB204S(KCS)
TBD-DB206M(KCS)
TBD-DB206S(KCS)
回路図/接続方法
接続図
TBD-DB201S(KCS)/TBD-DB202S(KCS)
TBD-DB204S(KCS)/TBD-DB206S(KCS)
●NPNオープンコレクタ出力
接続図
TBD-DB201M(KCS)/TBD-DB202M(KCS)
TBD-DB204M(KCS)/TBD-DB206M(KCS)
●フォトモス出力
※超音波センサ XUS-S3Tとは組み合わせてご使用できません。
国際整合防爆指針対象ガス範囲(参考表)
センサ接続
●透過形バリヤセンサの投光器と受光器をバリヤリレーの1入力に対して、電源線+、−を並列接続できます。
本安関連機器に接続できる本安機器(光電子センサ、超音波センサ、スイッチ、その他各種センサ)
本安回路の配線
配線方法については、防爆に関する取扱説明書の使用上の注意事項もお読みください。
工場電気設備防爆指針(国際規格に整合した技術的基準対応2006)及びユーザーのための工場防爆電気設備ガイド(ガス防爆1994)を参考に配線してください。
- 使用電線と配線長
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- バリヤセンサの配線長は、上記の「防爆上の安全を維持するための定格とパラメーターの関係」の記述に従って行ってください。
- 電線は、耐電圧AC500V以上の絶縁性能を有する電線で、導体断面積が0.5mm2以上の電線を使用してください。
- 配線方法
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- 本安回路の配線は、ケーブル配線で他の本安回路とは独立して布設してください。
- 他の本安回路配線と電磁的及び静電的誘導を防止する為、シールド線を使用するか、別のダクトで配線してください。
- 端子接続
-
- 端子の接続は、IP20を確保できるように行ってください。
- 圧着端子は、絶縁被覆付きのものを使用してください。
- φ5.5mm以下のドライバを使用し、締め付けトルクは0.3N・mを厳守してください。
締めすぎるとねじが破損する恐れがあります。
- 接続と分岐
-
- 危険場所内で接続、分岐が避けられない場合は、特別危険箇所(ゾーン0)以外の第1類危険箇所(ゾーン1)または第2類危険箇所(ゾーン2)で、接続箱を使用して接続、分岐を行ってください。
- IP20以上の接地された(D種以上を推奨)金属製接続箱内で、端子台を使用して中継、分岐することを推奨します。
- 接続部分は、対接地間耐電圧AC500V以上の絶縁被覆をもつ圧着端子を使用してください。
- 本安回路に電磁的・静電的誘導を防止するため、配線相互間を50mm以上離す、接地された金属板または隙間や穴の無い隔離板(ダクト)で配線相互を分離する、等の処置をしてください。
- 静電気の帯電防止
-
- バリヤセンサの容器、ケーブルのシールド線は必ず接地してください。(接地は、D種以上を推奨)