FD-A300Pシリーズ
ファイバ式・HMD
FD-A300Pシリーズ ラインナップ
特長
この光電子センサは、熱材(加熱された鋼材など)から放射される赤外線エネルギーを直接検知する、ファイバ式輻射光形光電子センサ(HMD)です。
制御部に8bit マイコンを採用して、多くの機能を搭載したインテリジェントHMD です。
- 感度調整不要 窶披買Iートセンスモード
熱材検出時の受光量を基に動作レベルを自動設定するオートセンスモードと、手動で動作レベルを設定するマニュアルモードを備えています。 - 1台のセンサで低温度から高温度まで
低温用と高温用の二つの温度レンジを備えており、スイッチによりレンジの切り換えができ、低温から高温まで1台でカバーします。 - 受光量を数字表示、動作レベル設定も具体的な数字で
熱材検出時の受光量を0.1 縲・0.0 までの数字で表示し、出力の動作レベルを自由に設定することができます。
アンプのダイナミックレンジを広く取り、熱材の広い温度範囲をアナログ量として数字表示します。
従って、従来のHMD の感度調整とは異なり、具体的な数字で動作レベルを設定することができます。 - リコール機能 ― 検出した過去の受光量を表示
検出した熱材の最大受光量を記憶し、非検出時に受光量を表示します。
また、過去8 回分の各熱材の最大受光量を記憶しており、モードの選択で過去の受光量を数字表示することができます。
最低検出温度
モード設定により高低2つの温度レンジを設定
オプティカルヘッド:OHA・ファイバユニット:FG2 を使用し、検出物体が検出視野より大きい場合の検出対象となる物体温度の目安です。
(検出温度は、物体の放射率によって変わります。)
低温度レンジ | 350~800 ℃ |
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高温度レンジ | 490~1300℃ |
検出対象となる物体の最低温度の目安
使用するファイバユニットの長さ、及びオプティカルヘッドの検出視野の違いにより異なります。
これらの検出温度は、熱材が検出視野より大きい場合です。熱材が検出視野より小さい場合は最低検出温度が高くなります。表の温度は、検出対象となる物体の最低温度の目安です。実力値に対して約4 倍の余裕度(マージン)を持った温度を表にしてあります。詳細なデータは「最小検出物体径と最低検出温度」の項をご覧ください。
低温度レンジ | 高温度レンジ | |||||
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ファイバユニット長さ | オプティカルヘッド | オプティカルヘッド | ||||
基本視野形 形式 OHA |
狭視野形 形式 OHAN/OHAN10 |
ワイド視野形 形式 OHW1/OHW2 |
基本視野形 形式 OHA |
狭視野形 形式 OHAN/OHAN10 |
ワイド視野形 形式 OHW1/OHW2 |
|
2m | 350℃以上 | 480℃以上 | 415℃以上 | 490℃以上 | 685℃以上 | 590℃以上 |
3m | 365℃以上 | 500℃以上 | 430℃以上 | 510℃以上 | 705℃以上 | 610℃以上 |
4m | 375℃以上 | 515℃以上 | 445℃以上 | 525℃以上 | 720℃以上 | 625℃以上 |
5m | 385℃以上 | 530℃以上 | 450℃以上 | 540℃以上 | 735℃以上 | 635℃以上 |
7m | 400℃以上 | 550℃以上 | 475℃以上 | 560℃以上 | 760℃以上 | 660℃以上 |
10m | 445℃以上 | 600℃以上 | 520℃以上 | 610℃以上 | 850℃以上 | 725℃以上 |
15m | 480℃以上 | 640℃以上 | 555℃以上 | 655℃以上 | 920℃以上 | 775℃以上 |
20m | 500℃以上 | 665℃以上 | 580℃以上 | 680℃以上 | 960℃以上 | 800℃以上 |
30m | 530℃以上 | 705℃以上 | 610℃以上 | 720℃以上 | 1030℃以上 | 850℃以上 |
外形寸法図
アンプユニット
ファイバユニット
エアーレスフードと適合オプティカルヘッドとの組合せ例
オプティカルヘッド 形式 OHA
エアーレスフード 形式 F38A
エアーレスフードと適合オプティカルヘッドとの組合せ例
オプティカルヘッド 形式 OHW1 / OHW2
エアーレスフード 形式 F38W
エアーパージフードと適合オプティカルヘッドとの組合せ例
オプティカルヘッド 形式 OHA
エアーパージフード 形式 F38PC
エアーパージフードと適合オプティカルヘッドとの組合せ例
オプティカルヘッド 形式 OHW1 / OHW2
エアーパージフード 形式 302W
回路図/接続方法
制御出力
スタビリティ出力(STB出力)
負荷にリレー等の誘導負荷を接続される場合は、出力トランジスタ保護のため、必ず逆起電力防止のダイオードやサージアブソーバー等を接続してください。
オプション
オプティカルヘッド
![]() | オプティカルヘッドOHA |
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![]() | オプティカルヘッドOHW1 |
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![]() | オプティカルヘッドOHW2 |
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フード
![]() | フードF38A |
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![]() | フードF38A-02 |
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![]() | フードF38A-03 |
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||||||||
![]() | フードF38A-04 |
|
||||||||
![]() | フードF38A-05 |
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||||||||
![]() | フードF38W |
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||||||||
![]() | フードF38PC-02 |
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||||||||
![]() | フードF38PC-03 |
|
||||||||
![]() | フードF38PC-04 |
|
||||||||
![]() | フードF38PC-05 |
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||||||||
![]() | フード302W |
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ファイバユニット
光軸調整器
![]() | OHF-CL |
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![]() | OHF-LD |
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パワーユニット
![]() | OHF-CLP |
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