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製品情報

XF12R(KCS)
バリヤファイバセンサ

防爆性雰囲気の中でも「見える化」に対応。
デジタルファイバセンサの多彩な機能が爆発性雰囲気中で使える

  • 組み合わせて使用
    適合バリヤリレー(本安関連機器)と組み合わせて使用することで、バリヤ・センサ・システムを構築できます。
  • デジタル数値で「見える化」
    大きく見やすい大型緑色LED の数値表示。
  • 3つボタンで簡単操作
    充実した機能でありながら、簡単操作を実現。
  • 2種類の変位表示
    パーセント表示・ゼロオフセット表示を搭載。
  • 一般汎用ファイバユニット使用
    ファイバユニットは一般汎用のユニットを使用可能。
    ※アンプ挿入部が金属または導電体を使用している一部のファイバユニットは使用できません。
  • 危険場所で使える
    特別危険箇所(ゾーン0)で使えるので、多くのガス雰囲気内で使用可能。
韓国産業安全公団(KOSHA)認証商品が加わり、韓国内でもご使用可能になりました。
KCS認証品は型式が異なり、型式末尾に(KCS)が付加されています。
また、同梱される取扱説明書は韓国語のみとなります。
ご注文の際は、KCS認証品とお伝えください。
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XF12R(KCS) ラインナップ

型式 検出方式 検出距離 接続方法 防爆性能(対象ガス) 標準価格(¥) ダウンロード
XF12R(KCS)
仕様を見る
- ケーブル引出し式 Ex ia ⅡB T4 21,000

特長

TAKEXのバリヤ・センサ・システムは、特別危険箇所(ゾーン0)で使用できる「本質安全防爆構造」のバリエーションを豊富にラインナップ

防爆とは爆発を防止すること

石油精製、石油化学、化学合成プラントなどで可燃性ガスや、可燃性液体の蒸気が空気中に放置され、空気と混合すると燃発性のガスになります。
このガスが電気火花や高温度の物体などの点火源に触れると、爆発や火災が起きる可能性が高くなります。
このような危険場所では、使用する電気機器も爆発を防止する構造「防爆機器」を使用しなければなりません。

簡単な施工で、広範囲にわたる危険場所でも安全に使用できます

Easy ―簡単―
複雑な耐圧防爆工事は不要です。
さらに、新しいセンサ用の「TBDバリヤリレー」は絶縁形で、接地不要です
Extensive ―広範囲―
広範囲な爆発性ガスに対応していますので、
多くのガス雰囲気内(IIB T4)で使用することができます
Hazardous Area ―危険場所―
常に爆発の危険性がある場所(ゾーン0)でも、光電子センサや超音波センサが設置できます
Safety ―安全―
安全な回路構成及び、電気エネルギーレベルとなっていますので、
安心してご使用いただけます

危険場所について

■特別危険箇所(ゾーン0・0種)
爆発性雰囲気が通常の状態において、
連続して又は長時間、もしくは頻繁に存在する場所。
■第一類危険箇所(ゾーン1・1種)
通常の状態において、爆発性雰囲気をたびたび生成する可能性がある場所。
■第二類危険箇所(ゾーン2・2種)
通常の状態において、爆発性雰囲気を生成する可能性が低く、
また生成した場合でも短時間しか持続しない場所。

こんな場所でTAKEXの「バリヤ・センサ・システム」は活躍しています

バリヤセンサアプリケーション

多様なセンサ群で、石油・ガス・電力エネルギー関連以外にも
製薬工場・化粧品・香料工場・塗装工場・電池製造工場など、さまざまな現場でご使用いただけます。

XUS-S3T, DMC-T4A, XGM2シリーズ, XI2シリーズは、KCS防爆認証商品ではありません。

外形寸法図

XF12R(KCS)

回路図/接続方法

接続図

国際整合防爆指針対象ガス範囲(参考表)

センサ接続

●透過形バリヤセンサの投光器と受光器をバリヤリレーの1入力に対して、電源線+、−を並列接続できます。

本安関連機器に接続できる本安機器(光電子センサ、超音波センサ、スイッチ、その他各種センサ)

本安回路の配線

配線方法については、防爆に関する取扱説明書の使用上の注意事項もお読みください。
工場電気設備防爆指針(国際規格に整合した技術的基準対応2006)及びユーザーのための工場防爆電気設備ガイド(ガス防爆1994)を参考に配線してください。

使用電線と配線長
  • バリヤセンサの配線長は、上記の「防爆上の安全を維持するための定格とパラメーターの関係」の記述に従って行ってください。
  • 電線は、耐電圧AC500V以上の絶縁性能を有する電線で、導体断面積が0.5mm2以上の電線を使用してください。
配線方法
  • 本安回路の配線は、ケーブル配線で他の本安回路とは独立して布設してください。
  • 他の本安回路配線と電磁的及び静電的誘導を防止する為、シールド線を使用するか、別のダクトで配線してください。
端子接続(TBDシリーズをご使用の場合)
  • 端子の接続は、IP20を確保できるように行ってください。
  • 圧着端子は、絶縁被覆付きのものを使用してください。
  • φ5.5mm以下のドライバを使用し、締め付けトルクは0.3N・mを厳守してください。
    締めすぎるとねじが破損する恐れがあります。

接続と分岐
  • 危険場所内で接続、分岐が避けられない場合は、特別危険箇所(ゾーン0)以外の第1類危険箇所(ゾーン1)または第2類危険箇所(ゾーン2)で、接続箱を使用して接続、分岐を行ってください。
  • IP20以上の接地された(D種以上を推奨)金属製接続箱内で、端子台を使用して中継、分岐することを推奨します。
  • 接続部分は、対接地間耐電圧AC500V以上の絶縁被覆をもつ圧着端子を使用してください。
  • 本安回路に電磁的・静電的誘導を防止するため、配線相互間を50mm以上離す、接地された金属板または隙間や穴の無い隔離板(ダクト)で配線相互を分離する、等の処置をしてください。
静電気の帯電防止
  • バリヤセンサの容器、ケーブルのシールド線は必ず接地してください。(接地は、D種以上を推奨)

危険場所でも安心

防爆エリアでコンベア上の容器の通過を検出します。検出状況をデジタル表示します。

パイプ内液面検出

XF12Rファイバセンサに液面レベル検出用ファイバユニット(FU901BC)を組み合わせて、透明・半透明液体のレベルを検出します。結束バンドで取り付け位置の変更も簡単にできます。

薬液混合装置の液体検知

装置組込