XF12R-Aシリーズ
デジタルバリヤファイバセンサ
光放射防爆構造(IEC60079-28)に適合
光エネルギーによる着火防止にも対応したハイクラスな防爆安全を提供します。
防爆性雰囲気の中でも「見える化」に対応。
デジタルファイバセンサの多彩な機能が爆発性雰囲気中で使える
- デジタル数値で「見える化」
大きく見やすい大型緑色LED の数値表示。
- 3つボタンで簡単操作
充実した機能でありながら、簡単操作を実現。
- 2種類の変位表示
パーセント表示・ゼロオフセット表示を搭載。
- 一般汎用ファイバユニット使用
ファイバユニットは一般汎用のユニットを使用可能。
※アンプ挿入部が金属または導電体を使用している一部のファイバユニットは使用できません。
- 防爆性能 : Ex ia ⅡB T4 Ga
- 型式検定合格番号 : 第TC22564号(TIIS)
- 規格・検定
-
デジタルファイバセンサの多彩な機能が爆発性雰囲気中で使える
大きく見やすい大型緑色LED の数値表示。
充実した機能でありながら、簡単操作を実現。
パーセント表示・ゼロオフセット表示を搭載。
ファイバユニットは一般汎用のユニットを使用可能。
※アンプ挿入部が金属または導電体を使用している一部のファイバユニットは使用できません。
XF12R-Aシリーズ ラインナップ
型式 | 検出方式 | 検出距離 | 接続方法 | 防爆性能(対象ガス) | 標準価格(¥) | ダウンロード |
---|---|---|---|---|---|---|
XF12R-A |
- | ケーブル引出し式 | Ex ia ⅡB T4 Ga | 21,000 | ||
XF12R-PA |
- | コネクタ付ケーブル引出し式 | Ex ia ⅡB T4 Ga | 22,000 |
特長
光放射防爆構造(国際規格)適合
光放射防爆構造(IEC60079-28)に適合
光放射エネルギーによる着火防止にも対応したハイクラスな防爆安全を提供します
防爆とは爆発を防止すること
危険物を取扱う工場や事業所で、可燃性ガスや引火性液体の蒸気が何らかの理由で大気中に放出され空気と混合すると、爆発性の雰囲気が形成されます。
このとき電気火花や高温度の物体など、爆発を起こすのに十分な着火エネルギーを持つ点火源があると、爆発や火災を引き起こすことになります。
このような危険場所では、点火源とならないように特別な技術的措置を講じた電気機器を使用することが必要とされ、その構造を「防爆」電気機器と言います。
光放射防爆構造(IEC60079-28:2015)とは
国際規格の改定により新たに採用された規定です。
LEDなど高いエネルギーを放射する光源を用いる機器が普及してきたことから、爆発性雰囲気の中で、強い光による発火や爆発を防止する為の基準です。光放射に対応した防爆構造であれば、センサが放射する光が物体の表面や粒子に吸収されて高温となり発火することはありません。
防爆規格について
XF12R-Aシリーズの防爆性能、防爆構造は下図となります。
防爆の規格・規制
防爆性能の記号表示、危険場所の区分に適応する防爆構造
電気機器に適用する防爆構造規格として「電気機械器具防爆構造規格」がありますが、この中には従来規格である「構造規格」とIEC規格に整合した「整合指針」と呼ばれる2つの規格があります。この2つの規格は防爆性能の記号及び危険場所の区分に適応する防爆構造に表示の違いがあります。
防爆性能の記号表示
●防爆電気機器の対象とする爆発性ガスの分類
爆発性ガスは、その危険度に従って、爆発等級(グループの分類)と、発火度(温度等級)を定めています。
防爆機器を必要とする主な危険場所
外形寸法図
XF12R-A
XF12R-PA
回路図/接続方法
バリヤリレーの接続例
本安回路の配線
非危険場所でのバリヤリレーとの接続
包装・食品・薬品
安全
包装・食品・薬品
パイプ内の液面検出
XF12Rファイバセンサに液面検出ユニットを組み合わせて、透明・半透明液体のレベルを検出します。結束バンドで取り付け位置の変更も簡単にできます。