光放射防爆構造とは
光放射防爆構造(IEC60079-28)は国際整合防爆指針2015から日本国内でも適用された規格です。
防爆指針2015に準拠して施工する場合は、放射する光による発火防止の要件が必須となりました。
※国際整合防爆指針2008までは放射する光による発火は対象外
強力なエネルギーを放射する光源を用いる機器を使用した場合、放射の特性によっては、周囲の爆発性雰囲気に着火するおそれがあるためです。防爆エリアへの光電子センサ設置のハードルがさらに高くなる中、竹中の光放射防爆センサは、光エネルギーによる発火や爆発を誘引することなく使用することができます。防爆エリアで最高水準の安全を提供します。
機器保護レベル(EPL)
国際整合防爆指針2015から追加された項目です。
点火源となる可能性に基づいて機器を割り当てる保護レベルです。爆発性ガス雰囲気の違いに応じて3つに区分されます。
竹中電子工業の防爆指針2015適合品は全てGaに適合しており、最も高い保護レベルに該当します。
施工例
汎用のファイバアンプ
防爆指針2015に準拠して施工する場合、光放射構造に準拠する必要があるため、
ファイバアンプの規格認証を取得する必要があります。
光放射防爆センサ
投光照射を気にすることなく、危険場所へのセンサ設置を可能にします。
防爆エリアで最高水準の安全を提供します。