回路図/接続方法
接続〔絶縁形バリヤリレー(本質安全防爆性能を維持する為の非危険場所での接地不要)の接続例〕
本安回路の配線
配線方法については、防爆に関する取扱説明書の使用上の注意事項もお読みください。
工場電気設備防爆指針(国際規格に整合した技術的基準対応2006)及びユーザーのための工場防爆電気設備ガイド(ガス防爆1994)を参考に配線してください。
- 使用電線と配線長
-
- バリヤセンサの配線長は、上記の「防爆上の安全を維持するための定格とパラメーターの関係」の記述に従って行ってください。
- 電線は、耐電圧AC500V以上の絶縁性能を有する電線で、導体断面積が0.5mm2以上の電線を使用してください。
- 配線方法
-
- 本安回路の配線は、ケーブル配線で他の本安回路とは独立して布設してください。
- 他の本安回路配線と電磁的及び静電的誘導を防止する為、シールド線を使用するか、別のダクトで配線してください。
- 端子接続(TBDシリーズをご使用の場合)
-
- 端子の接続は、IP20を確保できるように行ってください。
- 圧着端子は、絶縁被覆付きのものを使用してください。
- φ5.5mm以下のドライバを使用し、締め付けトルクは0.3N・mを厳守してください。
締めすぎるとねじが破損する恐れがあります。
- 接続と分岐
-
- 危険場所内で接続、分岐が避けられない場合は、特別危険箇所(ゾーン0)以外の第1類危険箇所(ゾーン1)または第2類危険箇所(ゾーン2)で、接続箱を使用して接続、分岐を行ってください。
- IP20以上の接地された(D種以上を推奨)金属製接続箱内で、端子台を使用して中継、分岐することを推奨します。
- 接続部分は、対接地間耐電圧AC500V以上の絶縁被覆をもつ圧着端子を使用してください。
- 本安回路に電磁的・静電的誘導を防止するため、配線相互間を50mm以上離す、接地された金属板または隙間や穴の無い隔離板(ダクト)で配線相互を分離する、等の処置をしてください。
- 静電気の帯電防止
-
- バリヤセンサの容器、ケーブルのシールド線は必ず接地してください。(接地は、D種以上を推奨)
防爆上の安全を維持する為の定格とパラメータの関係(TIIS適合)
接地形バリヤリレーの場合、バリヤリレーの取り扱い説明書に従って接続してください。
安全
防爆現場でのワーク検出
危険場所で使用できるバリヤセンサシステムです。透過形、リフレクタ形、拡散反射形の基本3形態より用途に合わせてお選びいただけます。
包装・食品・薬品
香料製品を充填するラインの容器検出に使用しています。
香料製品を充填するラインの容器検出に使用しています。
包装・食品・薬品
シートシャッターの開閉
通過検知