XDLN-S30Rシリーズ
バリヤディスタンスセンサ
XDLN-S30Rシリーズ ラインナップ
型式 | 検出方式 | 検出距離 | 接続方法 | 防爆性能(対象ガス) | 標準価格(¥) | ダウンロード |
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XDLN-S30R |
距離限定反射形 | 20~300mm | ケーブル引出し式 | Ex ia ⅡB T4 Ga | 18,000 | |
XDLN-S30RP |
距離限定反射形 | 20~300mm | コネクタ付ケーブル引出し式 | Ex ia ⅡB T4 Ga | 19,000 |
特長
国内初、光放射防爆構造(国際規格)適合※当社調べ(光電子センサ)
光放射防爆構造(IEC60079-28)に適合
光放射エネルギーによる着火防止にも対応したハイクラスな防爆安全を提供します
防爆とは爆発を防止すること
危険物を取扱う工場や事業所で、可燃性ガスや引火性液体の蒸気が何らかの理由で大気中に放出され空気と混合すると、爆発性の雰囲気が形成されます。
このとき電気火花や高温度の物体など、爆発を起こすのに十分な着火エネルギーを持つ点火源があると、爆発や火災を引き起こすことになります。
このような危険場所では、点火源とならないように特別な技術的措置を講じた電気機器を使用することが必要とされ、その構造を「防爆」電気機器と言います。
光放射防爆構造(IEC60079-28:2015)とは
国際規格の改定により新たに採用された規定です。
LEDなど高いエネルギーを放射する光源を用いる機器が普及してきたことから、爆発性雰囲気の中で、強い光による発火や爆発を防止する為の基準です。光放射に対応した防爆構造であれば、センサが放射する光が物体の表面や粒子に吸収されて高温となり発火することはありません。
防爆規格について
XDLN-S30Rシリーズの防爆性能、防爆構造は下図となります。
防爆の規格・規制
防爆性能の記号表示、危険場所の区分に適応する防爆構造
電気機器に適用する防爆構造規格として「電気機械器具防爆構造規格」がありますが、この中には従来規格である「構造規格」とIEC規格に整合した「整合指針」と呼ばれる2つの規格があります。この2つの規格は防爆性能の記号及び危険場所の区分に適応する防爆構造に表示の違いがあります。
防爆性能の記号表示
●防爆電気機器の対象とする爆発性ガスの分類
爆発性ガスは、その危険度に従って、爆発等級(グループの分類)と、発火度(温度等級)を定めています。
防爆機器を必要とする主な危険場所
簡単・多用途にご使用できるディスタンスセンサのご提案
バリエーション豊富でコンパクトサイズのディスタンスセンサ。
ワークの有無、位置決め、通過検知など、この一台で様々なアプリケーションに対応。
使用目的に応じて簡単に使い分け
BGS(Background Suppression)機能
設定距離より遠くにある背景を検出しない機能。
検出物体の背景の影響を受けずに検出するのに最適。
(背景除去:背景物体が無い場合に最適)
FGS(Foreground Suppression)機能
設定距離より近くにある物体と、反射光量が極端に小さい物体を検出する機能。
検出物体が背景に近接している場合や、光を反射しない物体を検出するのに最適。
(背景認識:設定距離内に背景物体がある場合に最適)